minomusiのブログ

仮の庵もややふるさととなりて

ステラリスver3.10 帝政樹立チャレンジ(国際地球連合編)

国際地球連合スタートで君主制に移行するプレイレポ(未完)

 

SSDを弄った挙句デスクトップがちゃんと動いてくれなくなったので未完。スクショも消えたので画像なし

 

(前置き)

新しめの起源に「国家統一」がある。抜きん出た力を持つ国家元首の手腕とカリスマによって星間文明となった独裁国家が、いくつかのイベントを経て変質していくおもしろ系起源である(私は一回触ってそれきり)。

 

では逆に、通常起源スタートでも政治体制を激変させても面白いのではないか。自由と平等を旨とする国際地球連合が、銀河の荒波の中で君主制に移行する、という銀英伝前史的なアレを自分でやれたら楽しいのではなかろうか。

 

【目次】

志向考察

政体の変え方と国是考察

(プレイレポ部分未完)

感想

 

【志向考察】

POP政治力と志向魅力値の相乗効果で、政治派閥の存在感が決まる。またいくつかの仕様から、アセンションパスのロボと超能力ルートでは物質主義か精神主義派閥が確実に最大派閥になるようになっている。よって、ここで考えるべき着地点は、物質主義か精神主義を軸にしつつ、もう一つの志向を以てして平等主義を捨てて君主制に移行することとなる。

 

平等主義の特徴に、二級市民扱いができないことがある。つまり、征服した国家の志向がまるごと派閥を伴って維持されやすい。かつ、階級ごとに政治力の乖離があまりないため、上位の階級だけで政治を安定させることが難しい(この点で国際地球連合は初心者向けではない)。むしろこのために、平等主義は派閥を弱らせやすい。翻って権威主義国家では、支配者層の支持だけで政治派閥を維持しやすい。ただし、派閥からの統合力算出は低くなる。

 

ほかに、序盤20年ほどは統治志向への魅力を盛りづらいため、とくに軍国主義派閥が戦争を通じてよく伸びる。軍国主義派閥は、隣国との宿敵宣言・敵国領土の征服・戦争中の3つの因子によって、30年以内に確実に採用できる。2230年を過ぎて戦争をしていない場合は安定しない。

 

ほか、特殊なイベントとして「銀河帝国成立」「神による支配」の二つがあり、無から権威主義を生やすことができる。排他主義は後から生やす理由があまりない。平和主義の生やし方は本当にわからない。

 

 

【政体の変え方と国是】

以上から、寡頭制or企業を経由して、狂精神or物質を伸ばして君主体制に移行するのが無難な形となる。具体的には、序盤の戦争で2~3国飲み込みつつ軍国主義に傾倒し、超能力に目覚めてからは精神軍国を軸とする、というルートが最短という感じだった。

 

このプレイでは国是を好きに変えられるのも特徴となる。

軍事企業系の国是は全部強いので割愛。無条件の国是だと商館が強かった。

通常国是なら、中盤に強い「戦士の文化」「高名な艦隊司令部」が、終盤は「上昇主義者」「貴族エリート」「封建社会」が有力。というか「自由の灯台」を捨てるに足る国是はこれくらいしかない。

 

【プレイレポ未完】

ここからは雑プレイレポート。後になって思い返すと、造船コスト減少があったver.3.10だけでしかできないかもしれない。

 

基本設定は2250年ミッドゲーム2275年エンドゲーム危機5倍くらい。ドロレス・ムワンガのスキルを「カリスマ」に変更(強いから)。よくある序盤ラッシュ型内政をしつつ立ち回る。序盤の伝統は国造り右2左1、覇道左1。ほか余裕があれば繁栄・調和・支配をつまみ食いしていく。

 

だいたい10年でファーストコンタクトが済むので、40~80のコルベットを用意してカチコミする。隣接が誰であれ、攻撃機を配備した要塞に引き込む方が戦闘では勝利しやすい。地上戦はゾンビ兵団がいると全然勝てないし時間を食う。サイオンとゲシュタルトは属国化できず駆除するしかなくなり、リセマラ推奨。位置次第で2国は飲み込めるが、3国めとなると完全占領は厳しい。首都だけ奪えれば良しとするのも手。

 

ともかく暴力的に2230年くらいまで過ごせば、軍事力と研究力で遅れ出すころには経済基盤が3倍くらいになっているはず。ペナルティも相応に重くなるが、派閥採用コスト5000はなぜか固定なので、国が大きければ簡単に賄える。軍国主義を2回採用していく。

 

国是を変えて評議会が再編される頃には、建国期の平等主義者を排除する必要がある。高レベルの軍国派閥の新人がいれば、そちらに席を譲っていただく。軍閥政治のはざまで護憲官をやっているドロレスさんに同情するのが常。(スクショなし)

 

うまくいけば2250年くらいには受容・狂軍国で帝政にシフトできる。(スクショなし)2270年頃には大覚醒とシュラウド突破ができ、精神主義派閥が育ってくる。こうなるともう平等主義は育つ余地もなく、精神派閥に呑まれていく。そうこうしていると選ばれし者が突如現れ、狂精神権威国家となるのだった。

 

【感想】

ちょっとおもしろい。反面、やってることは序盤ラッシュプレイでしかないので、決め打ちが基本となり自由度はそこまで高くない。当然、奪った惑星からの産出で経済力負けしにくいのは良い点。ゲームスピードを遅くするほどそれぞれの政治体制からの利益を得つつ進められるので、ver.3.11ではもっと楽しくなりそう。ゲシュタルトにはない強みとまで言えるかは不明だが、面白さにはなる。

 

RP的には、平等主義者が皇帝になるのからは悪い悦びを得られる。ドロレス・ムワンガはじめ平等主義者たちが祭り上げられて皇帝になったら、役職名を適当に変えて「プリンケプス」とか「アウグストゥス」とかにするのもいい。3つ目の国是で「議会制」を取ったあとに捨てるとかなり悪い栄養が取れる。いっそ議会の閉鎖とかないかな、とすら思っている。首都からの政治力バフとかあればなおさら、遷都も混ぜてRPが捗りそうではあるが。

 

国号も変更できるのが良い。人類国家でも地球国家でもなくなった感も出せるし、〇〇朝〇〇帝国もいい。建国以来の大征服を全て指揮してきた軍人政治家が皇帝になったときは流石に名前を変えた。

 

たいていの着地点である貴族エリート+権威精神+階級化経済のコンボは、文明の袋小路の様相を呈する。荘園とテレパスから安定度が産出されるから強いが、派閥は未来永劫固定化されるため、正直いやな国になってしまっている。かえって理想主義の基盤と自由の灯台は得難い長所なのだよな、という感慨を抱く結果になった。きっと何百年後かには硬直した社会が内と外から崩壊して、銀河の歴史がまた何ページか加筆されるのかもしれない。